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| ミクロからマクロへ 評価: |
| この事件を語るにあたっては、グローバルな国際政治・経済・軍事の視点はとうぜん必要です。しかし、ここで扱われている一般市民の視点というのも忘れてはなりません。なにもやみくもに「テロは卑劣だ」「悲しく衝撃的だけど現実」といったセンチメンタリズムにひたるためではなく、そういった米国民一人ひとりの感情が世論を形成し、現実の政治を動かした過程〜その経緯に作為的な面があったことも含め〜があるからです。感傷的になるだけでは不幸の応酬、さりとて記録として極めて優れた作品であることは間違いありません。 |
| 残酷な場面だが決して目を背けてはならない 評価: |
| まず普段、我々が目にするニュースには戦争などの場面が伝えられても決して凄惨な場面がそのまま放映されるという事は自主規制の観点から皆無と言っても良いでしょう。
この「フォーリング・マン」では逃げ場を失った人々が次々とビルから身を投げていきます。その場面をアメリカの人々は否定的な感情が大多数を占めますが、そんな中でも飛び降りた人たちの真実を追い続ける人たちがいます。 先日、世界貿易センタービル跡地に新たに100個以上の遺骨が発見されましたが、それでもまだ多くの身元がわかっていません。この作品はいまだに事件が終わっていないことを象徴するドキュメンタリーです。 |
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