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リリイ・シュシュのすべて 通常版
市原隼人
ビクターエンタテインメント
2002-06-28
価格 ¥ 4,501 / ユーズド ¥ 4,297 定価 [¥ 4,935]
おすすめ平均:
心の深くに
リアリティがない
虚無感
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    詳細説明:

    ???ある地方都市、中学2年生の雄一(市原隼人)は、かつての親友だった星野(忍成修吾)やその仲間たちからイジメを受けるようになる。そんな彼の唯一の救いはカリスマ的女性シンガー、リリイ・シュシュの歌だけであり、そのファンサイトを運営する彼は、いつしかネット上でひとりの人物と心を通わしていくが…。
    ???岩井俊二監督が、インターネットのインタラクティヴ・ノベルとしてスタートさせた企画を発展させて成立させた異色の青春映画。美しい田園風景の中、イジメや援助交際などなど現代の少年少女たちにまつわるさまざまなダークな問題を、これまでにないほど身近なものとして織り込みつつ、彼らのリアルな心の声を繊細に描き上げていく。そして、それでも「どんな子どもでも、光る時間を過ごすのだ」といった岩井監督のメッセージが痛切に伝わり、胸をしめつける必見の秀作である。(的田也寸志)

    カスタマーレビュー

    心の深くに 評価: stars-5.gif
    見たあとに重たい気持ちになりました。
    重たいといっても悪い意味ではなく、
    色々考えさせられます。薄っぺらくない内容です。
    とこにでもある地方都市のどこにでもある事。
    決して現実離れした内容ではないと思います。

    それとは対照的で市原隼人君が青い麦畑の真ん中にいる
    映像は田園風景がとても爽やかです。
    映画に出てくる駅は今は変わってしまいましたが、ずっと変わって欲しくない
    風景がそこにはあります。
    とても懐かしくて、寂しい気持ちが残りました。

    リアリティがない 評価: stars-5.gif
    雰囲気づくりや演出はさすが岩井監督。これに関しては最高点をつけたいところですが、やっぱりストーリーがちょっと・・・
    話自体は暗い内容。別に暗い話だから★二つということではなく、なんというか、リアリティがなくって感情移入ができなかったからですかね。
    「14歳のリアル」ってうたってますけど、そうかなーという感想。

    まず、中学生がみんな18か19歳ぐらいにしか見えない。担任の女の先生なんかは、生徒と同い年くらいに見えてしまいます。
    かなり大人びいた不良な中学生はいるとは思うけど、現実の中学生はもっと幼いような気がします。少なくても自分の中学時代はそうでしたね。「18歳のリアル」なら多少は納得できるかな。

    万引き、レイプ、カツアゲのシーンは、なんかドタバタな感じでリアリティがなく、安っぽいtvドラマを見ているようでした。沖縄のエピソードも全体のストーリーからはずれて浮いている。映画全体のバランスをくずしていると思います。

    などなど、突っ込みどころ満載の映画ですね。岩井監督は遺作にしたいとおっしゃってますが、自己満足映画の良い例だと思いました。


    虚無感 評価: stars-5.gif
    今まであった

    すべての虚無感

    混沌

    埋めた 作品

    この監督は

    宇宙人だ

    圧倒的な喪失感 評価: stars-5.gif
    この作品を初めて観たのは中学生くらいでした。
    その後今まで、5,6回ほど見たような気がします。

    はじめはその見終わりの、圧倒的な喪失感に打ちのめされ、考え込んでしまったのを思い出します。

    人と人のつながりは周りが思うほど、確かではなく、脆弱なものなんだと思った気がします。

    登場人物は皆、心揺れていて、繊細で、残酷で、そしてそんな不確かな世界を、狂おしいまでの美しい映像で表現する、岩井俊二の感性はどこか村上春樹の小説を思い出しました。

    岩井俊二がこの作品を遺作にしたい、と言われたのを何かで聞いた気がします。
    自分は岩井俊二作品ではこの作品が一番心に響きました。

    岩井リサイタル 評価: stars-5.gif
    美しいほどに残酷。

    そんな陳腐な言葉でくくれるほど、この映画は
    “たやすく”ないが、故・篠田昇カメラマンによる
    田園風景はやはり美しく、そして残酷だ。

    題材やストーリーには賛否両論あるが、とにかく
    この映画の持つ圧倒的な説得力は、篠田映像と、
    主要人物たちそれぞれの人生に隣り合わせる、
    小林武史の作り上げた劇中の架空アーティスト、
    リリィ・シュシュの存在。

    憧れの久野からリリィの存在を知る星野。
    星野の家に泊まるほど仲良くなり、彼からリリィの
    存在を知る蓮見。
    ひょんなきっかけで蓮見と行動をともにし、彼の
    持っていたリリィのCDを聴く津田。

    彼らは魂を消耗し、来るべき未来を見失い、そして彷徨う。

    そんな少年少女たちの機敏な心を、時に救い、
    時に突き放すリリィの音楽。
    「音楽に救われ、音楽に絶望する彼ら」を描写できて
    いる奇跡。

    久野の弾く「アラベスク」。
    混声合唱で奏でるアカペラ版「翼をください」。

    映像と音楽、ではなく、映像の中の音楽。
    これを構築できる映画監督は数少ない。世界規模で。


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