生徒指導に悩む義務教育の教師必読の書 評価:  |
これまで支配的だった「管理主義」言説を典型とするような生徒指導への視線を越えて、学校暴力の低減に向けて新たな規律指導の地平を切り開こうとする試みである。こうした実践の背後にあるのは今まで光の当たることの少なかった中学校を中心とする暴力性の構造と逼迫した世界である。「『毅然とした指導』は単なる対症療法にしかすぎないからダメだ」という批判者が「『自分のような実践をやれば成功する』とはけっして言わないこともわかっている」と編者が洞察するように、本書は学校暴力への具体的対応という難題に対して実践家として誤魔化すことなく真摯に向き合おうとする姿勢に貫かれている。学校の暴力性を低減するという難題に対して、その重い荷を共に背負おうとする読者のみが、この書の真意を理解するだろう。この極地においては、批判者は本書に見合う限りの極めて実践的な代案を示す以外ない。
惜しむらくは、本書は教育荒廃の顕在化とともに世に問われるべきであったのである。こうした遅れが、戦後日本の教育における独特の事情と絡んでいたことを思えば、いまさらに歴史の重さを感じないわけにはいかない。義務教育の現場教師や関係者は勿論、教育関係者・研究者必読の書である。
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これも一つの見識 評価:  |
| 叱るより賞めよ、お説教よりも受容と共感を、と世間は上げてカウンセリング的な生徒指導を謳いあげるが、毅然たる姿勢の伴わない小手先指導は甘やかしに通じ、結局昨今の荒れの学校をもたらした。それへのアンチテーゼとして「毅然たる指導」を標榜するのも一つの見識であろう。ただ、若年の教師などに誤解をもたらし、体罰や暴力の容認につながらせてしまう懸念があることには、注意をせねばなるまい。 |
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画期的な一冊です! 評価:  |
| 建前ではなく、教師の現場感覚に即して、いろいろな事例が実にリアルに描かれています。生活指導の現場で役立つこれほどの実践書は見たことがありません。こころから1冊おすすめします!! |
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生活指導の空気感を伝える 評価:  |
| 生活指導関係の本を見ていると歯がゆい思いをすることが多い。現場の空気感というようなものが抽象的な言葉ではぐらかされているからだ。その点、この本はズバリ「現場」を伝えている。教育現場は決してきれい事だけでは済まされない。どろ臭く、地べたを這うようなこともある。そんな状況を改善するためには、どのように知恵をしぼり行動を起こすか。ここにはそれが何の躊躇もなくまさに「毅然と」した態度で示されている。生活指導にあたる全ての教員に勇気と知恵を与えてくれる本である。 |
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あきらめてはいけない! 評価:  |
| 生活指導が破綻し、疲労困憊している公立学校の教師たちに勇気とやる気を与える作品だと思います。本気の指導が学校を変え、行政を変え、地域を変え、そして、生徒を変える。 あきらめてはいけない!そんな、筆者の声が聞こえてきました。 |
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