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| こんなタイトルつけやがって 評価: |
| 無念である。まことに慙愧に耐えない。
血が出るほど唇をかみ締め、ふつふつと沸き起こる後悔の念をこらえる。 まったくなんということだ、こんなにおもしろい本を3年も見逃していたなんて。 だいたい作者も作者だ。なんだ、このタイトルは。こんなにおもしろい本に、なんでこんな地味なタイトルをつける? だまされてしまったではないか。つまらない純文学と勘違いしてしまったではないか。 それも3年も。 ちくしょう、おれの青春を返せ。 (以上、気狂いのたわごとでした。皆さんは冷静に読まれますように。) |
| 女性の心理描写が秀逸。 評価: |
| まず読んでみると、やはり台詞回しや登場人物の性格設定などにライトノベル/漫画的なものが多くあります。
この点で抵抗のある人もちょっといるかもしれません。 が、普通の文章で言えば他の作家さんと比較しても遜色ない、あるいはそれ以上の文章力で書かれていますので、 所々の漫画的な台詞に目を瞑れば、ラノベなんて!と毛嫌いしていたむきにも読めると思います。 さて、内容について。 なかなか分厚いこの本(文庫にすると上下巻に分割されるでしょうか)ですが、展開、というかエビの登場は物凄く早いです。 ものの数ページで奴らは押し寄せて来ます。事前の登場人物の説明などは一切ありません。 ちなみに、あとがきで作者の方も述べておられますが、潜水艦は最終章まで一海里たりとも動きません。 序盤に出港しようとしてほんのちょっと動くぐらい。 なので、自衛隊の潜水艦と某国の潜水艦が深深度で魚雷を撃ち合う!なんてのを御所望の方にはまったくお勧めできません。 福井春敏氏の『終戦のローレライ』や池上司氏の『無音潜行』などをお勧めします。(未読ならば、ですが) 従来の怪獣映画に見られるような自衛隊が大量に火力を投入! しかし大量に押し寄せる巨大エビには歯が立たず!なんていう怪獣ファンが唸るような派手な展開もありません。 あるのは機動隊が巨大エビと繰り広げる肉弾戦の描写ぐらいです。登場する機動隊員もほとんど小銃の弾の一発も撃ちません。 この作品で特筆すべきは、さすが女流作家!と言いたくなる女性の心理描写です。 自分が男性の為、この心理描写が合っているのかいないのかは計りかねますが、 男性の作家ではおそらく何ともなく描かれるであろう所を、事細かに書いています。 これが男性作家だったら、『あの』描写なんてなかったでしょう。多分。 爽やかかつ希望に満ちたラストも良い。 物語としては良質だと思います。 |
| ガニラス 評価: |
| 23:30頃からちょっとだけのつもりで読み始めたら、
一気に読んでしまい、読み終えたのが3:38だった。 おもしろかった。 人物描写が秀逸で、頭の中にイメージがありありと浮かぶのだけど、 どうもカニの描写がイマイチで、ドラクエのぐんたいガニとか ガニラスとかそんなのが浮かんだ。 なんか、実写映画の中でデフォルメされたアニメが動いているみたいな印象。 あと、このカニは非常に食いでがありそうなのだが、 誰も食べようとしなかったのだろうか?気になる。 |
| 結末が気になって… 評価: |
| どんどん読み進めることができます。
女性作家とは思えない個性と 女性作家特有のよさがあります。 恋愛が盛り込まれるのは好みによりますが 潜水艦に詳しくなくても楽しめます。 |
| 有川さんのなかで1番!! 評価: |
| 有川さんの作品の中で一番最初に読んだのですが、個人的には一番好きな作品です。
今回は海自が舞台で、巨大な甲殻類が横須賀を襲うのですが、主に潜水艦の中の出来事です。 戦闘シーンはあまりないので、そういうSFを期待される方にはあわないかと…。 たった6日間ですが、潜水艦内の出来事と甲殻類撃退作戦+恋愛と、とにかく充実しています。 |
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