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| 小説も「5」が一番の出来栄えです。そりゃ、元のストーリーが違いますからね。 評価: |
| 久美沙織氏の筆を十分に堪能できる一品に仕上がっています。ドラクエ小説では一番の出来でしょう。
「ドラゴンクエスト5」って、ドラクエ唯一の「ラブ・ストーリー」だったのだということが分かる。 特に青年期に成長した主人公がビアンカと再会して結婚し、結ばれるまで(なんと、デルパドールの砂漠で夫婦としての初体験)のビアンカの心の動きが上手く描写されていたと思います。 育ての両親には愛されて育てられつつも、本当の血縁のある家族を持たない故に「孤独」だった彼女が、愛する人との間に初めて血の繋がった家族を産み、戸惑いと喜びに包まれる姿が初々しく印象的です。 そして個性的な仲間モンスターも青年期の前半でビアンカが攫われた際に多くの犠牲を出して、その数を減らしたものの最後まで主人公たちと戦い抜き、裏の主役と言ってもいいくらいでした。 主人公とビアンカは石にされていた期間は年をとらなかったはずなので、 小説終了時点では主人公の石化が解けてからビアンカを探し出すまで2年かかっているので、2歳あった年齢差もなくなり2人は同い年に。 子供が生まれた時点ではリュカ18歳、ビアンカ20歳。 それから10年経って双子は10歳になったけれど、両親はまだお互いに20歳(!)。 ビアンカが「次の子供が欲しい」と言っていたように、活発で健康的な彼女は間違いなく安産型で多産型。 きっとたくさんの子供と孫たちに囲まれて賑やかな日々を送ったのでしょうね。 |
| 小説ならでは。 評価: |
| ゲームでは表現しきれない、登場人物の
細かい心理描写や駆け引きが面白く、 物語に引き込まれます。 ゲーム中では喋らない主人公の描写も 特に違和感なく、ビアンカやパパスも 魅力的に描かれています。 味方だけでなく、敵の方も。 個人的にはゲームでは大した活躍のなかった ザイル(PS2では仲間になりますが)が 小説では男気溢れる感じに描かれていて、 少し嬉しかったです^^ パパスへのリュカの羨望、リュカへのパパスの愛情が とても丁寧に描かれているので、それが幼少時代後半の 悲劇を助長させています。 読んでいる内に思わず涙ぐんでしまう箇所がいくつかあって、 子供の頃、初めて読んだ時はボロボロに泣いてしまった時もありました。 ドラクエ5が好きな方には、是非読んで貰いたい本です。 |
| 良いんですよ 評価: |
| ドラクエ知らない方にはキツイでしょうな。しかしドラクエVが好きでしかもプレイしたことがある人にはお勧めです。
キャラクターの心情変化等は特に良い気がする。オリジナルなテイストを絶妙に組み合わせ、常にすぐ後の展開が気になる。とても良いのでは。 あとはアレ…一つ気になるのは、道中等で敵モンスターの名前を羅列してたのはいらない。それじゃぁただの脚本なんですけど。アンタは脚本家か。 全体的にはかなりレベルが高い小説。V好きなら如何? |
| 間違いなく、名作です。 評価: |
| 他の方のレビューでも触れられているように、著者の作品は独特の文体ゆえに受け付けない方もいらっしゃるかもしれませんが、本作に関しては、いい意味での個性を廃した「読みやすさ」が大きな魅力です。 情感溢れる文体、詩的な心理表現等、久美沙織先生の長所が余すところなく 発揮され、たんなるゲームのノベライズに留まらない壮大なファンタジー小説の様相を呈しています。 子供だけでなく、大人にもぜひ読んで欲しい作品です。 |
| ドラクエVのバイブル的存在。 評価: |
| 久美沙織女史の小説は、個性の強さから拒否反応を催す人が少なくない事で知られていますが、このシリーズはそうした拒否反応を催す事からは無縁であろうと思われます。 原作ではまるで顧みられない人物を主人公の友人にするなど、今回は良い意味でオリジナリティを発揮出来ていると思います。少なくとも、ピサロとロザリーの描写やアリーナのボク口調で賛否両論が出たIVや、原作とは大きくずれた恋愛描写や、ラストシーンの描写でこれまた賛否両論が出たVIに比べ、『自分は原作重視を望む』というタイプの人も、それほど抵抗無く読める。いわば久美女史のドラクエノベルで唯一万人向けと言える小説です。これはお薦めです。リメイクで、キャラクターの心情描写がある程度浮かび上がりましたが、それでもVファンにとっては、この書物はバイブルだと言えるでしょう。少なくとも、子供の心理描写では、リメイク版よりもこちらの方が上だと思われます。息子の反抗期みたいなものも扱っていますので。リメイク版の子供達の描写に不満ならばこちらをどうぞ。 |
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