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| 格差から個性へ 評価: |
| 格差社会という言葉が生まれて久しいが、時代が自由になればなればなるほど、格差が生まれてくる。だがこれまではそれはもっぱら経済の領域だった。だが恋愛や結婚や童貞であるなしまで、あるいはそれ以外の多くの文化に対して格差が生まれてくるとなると、今後の未来はとても生きるのが難しい。
だが、格差といってもいいものだろうか? たとえばいつの間にか非童貞が上、童貞が下、となってしまっているが、そう考えるから格差が生まれるのであって、上下関係がなければ、童貞も非童貞もただの個性である。お金に関しても同様で、金持ちが上、貧乏が下と考えるとやはり格差になってしまう。生活が困窮するほどの貧乏は困るが、金持ちも貧乏も個性のうちと考えることは出来ないものだろうか? そう考えると、現代は上下、勝ち負けにこだわりすぎる。身長、体重、容姿、学歴、人気、性格、収入、結婚、オタク(最近はオタクの方が上、という考えも現れた)、それに童貞や処女までも(非童貞でも素人童貞とそうでない非童貞とに格差があるらしい)みんな格差がある。まさに何でもござれだ。この上下、勝ち負けから解放されない限り、真の自由はやってこないだろう。 著者に望むことは長生きして童貞を貫いてほしい、そして童貞が下、という概念を覆してほしい。だが、何十年か何百年かあとに、すべての格差は個性となるような時代は果たしてやって来るのだろうか? その意味ではこの本は愛と自由をテーマにした、かなり真剣な本である。 |
| 俺の将来 評価: |
| 僕は23で童貞です。 著者の気持ちは痛いほどわかります。 まだ若いからがんばろうと思いました。 |
| できない奴はできないまま? 評価: |
| 自らを恋愛弱者=童貞=DTだと名乗る「全国童貞連合会長」の著書。
現代は恋愛資本主義の世界であり コミュニケーションスキルに難のある男性は女性からは相手にされず 故に性的弱者はコミュニケーションスキルを磨く機会を与えられないので いつまでたっても童貞は童貞のままだという負のスパイラルが 色々なもてない男のケースを通して語られている。 著者は中年童貞の解決が少子化問題を解決する上で有用だと説き 童貞のコミュニケーション能力の低さを学校教育や 社会制度で救済すべきではないかと語っている。 しかし個人的には自分に対する苦難を他者の救済によって 何とか解決してもらおうという姿勢では 結局「できない奴はできないまま」ではないかと思う。 自分を「変えよう」とする前向きな努力 (高過ぎるプライドと折り合いをつけることも含め) 自己成長無くしてはこの童貞問題は解決しないだろう。 まぁ、そんなことわかっているのに「できない」から 彼らはルサンチマンを抱えたまま悶々とし続けなければならないわけだけどね… ただ1つ言えることは自分自身が「開いていなければ」 奇跡的に自分とフィーリングの合う異性がいたとしても 出会う機会を失ってしまうわけで 99%坊主に終わるとわかっていても童貞達には「釣り」を続けて欲しい。 あ、でもストーカーはイカンよw |
| なかなか面白いです 評価: |
| 少子化問題とかあんまりよく分からないんでデータ部分はほとんど読まず、中年童貞の人がどんな感じで生活してるのか気になって立ち読みで読んでみました。普通に真剣に悩んでる人も多いみたいですが、少数の人の女性ホルモンのんで性欲なかったりモテる事に興味ないとか悟りを開いたような生き方はすごいなとちょっと思いました。こんな生き方はとてもできませんが、いつも男がデート代を出さないといけないとか、金目当ての女に金を使わなくてすむとかいう意見にモテない男としてはちょっと納得してしまうのが悲しいところです。対談の時の室井佑月の発言で女はどんなブスでも自分はイケてると思ってるってのは正しいと思います。いろんな女の子に声をかけた人はわかると思いますが、ブスほど意味なくプライドが高い。これからナンパをしてみようと思ってる人は自分がイケてなくてもメチャクチャ可愛い女の子だけに声をかけましょう。可愛い女の子の方が話に付き合ってくれます。わざわざ買うほどの本ではないとは思いますが、面白いし結構真面目な本なので興味持った人は読んで損はしないと思います。 |
| アンビバレントな中年童貞 評価: |
| 本書は2つのテーマがあり、一つは社会問題としての中年童貞。「少子化問題は中年童貞」とし、さらに社会学者の「持てない奴は何をしてもモテない」「中年童貞はコミュニケーション技術が欠如」と冷酷そのものの意見に対しても同意する等、著者自身が中年童貞とは思えない程客観的に記載され好感が持てる。中年童貞=オタク、という偏見が著者にないのもいい。もう一方のテーマは中年童貞を卒業する方法についてだが、途端に客観性が欠落する。童貞を捨てたいのに著者は風俗は否定し、折角ナンパ講座を取材しても女性に触れるのが怖い、と拒否。前半で中年童貞は殻にこもってありのままの自分を受け入れてほしいと努力もせずに思っている、という批判は著者自身にも当てはまるのだ。
中年童貞を捨てたくて本書をひも解いた方には残念ながら本書は役立たない。老婆心ながらキャバクラに行ってみてはどうか、と思う私であった。 |
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