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| 王朝の色彩美 評価: |
| 初めてこの本を拝見したのは、学生時代、在籍していた大学の図書館でした。
源氏物語に登場する装束の色彩を実際に布に染めて再現するという試みの素晴らしさと、再現された色彩の美しさ、鮮やかさに衝撃を受け、これが古代染織に興味を持つきっかけとなりました。 その後自分で購入し、今でも大切にしています。 紋織物の光沢や薄物の透明感など、実際の絹織物でしか表現できない要素が加わることで、1000年の時を経た王朝の色彩美が鮮やかに再現されています。 1988年発行ですが、20年経った今も、その魅力が色褪せることはありません。 現在はご子息の吉岡幸雄氏がこの研究を受け継ぎ、発展させ、さまざまな形で素晴らしい成果を発表されています。 |
| 源氏や姫君達の服の色 評価: |
| 源氏物語は服装の色の描写が多いのですが、辞典などもはっきりしない場合があります。 辞典はカラーではありませんし、服の重ねまで丁寧に編集しているわけではないので。 この本は源氏物語に登場する服の色を、実際に絹に染め、重ねている形で見ることが出来るます。 絹の光沢に明るく澄んだ色が美しく、お話は千年も前のものですが、「現代的な色使い」と感じました。 |
| 源氏物語の世界へ 評価: |
| 平安の色って今とは表現が違って、本のなかに色目の表現があってもなかなか想像できないですよね? しかしこれなら源氏物語にでてくる装束などを精密に再現! 染めの方法から平安時代の文化までわかりやすく書いてあります。 平安美術に興味のある方ならば、地模様からの裏色の繊細な透け具合、美しい重ね色目にうっとりすること間違いなし。 これと照らし合わせてよめば雅な源氏物語の世界がもっと鮮明に浮かんできます。 |
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