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美しい国ブータン (かに心書)
平山 修一
リヨン社
2007-09
価格 ¥ 820 / ユーズド ¥ 299 定価 [¥ 820]
おすすめ平均:
ブータン賛歌の1冊。「幸せ」について考えさせられる
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    カスタマーレビュー

    ブータン賛歌の1冊。「幸せ」について考えさせられる 評価: stars-5.gif
    ブータンは何もない国だが、何でもある国…といわれる。
    ブータンの人に「あなたは幸せですか」と聞くと、多くは不思議な顔をするという。
    実はブータンの国語・ゾンカには「幸せ」を意味する言葉はないそうだ。

    それでも国民の97%が、「幸せかどうかと言われると、決して不幸ではない」
    と答える。いわゆる「幸せ指数 GNH」97%と言われるゆえんだ。
    自殺者もいないと言われている。

    ブータンの風景は、まるで日本の昭和30年代のようでもあるという。
    実にのどかでゆったりしている。
    本書は、そのブータンへの賛歌でもある。

    経済的な豊かさを手に入れるためには、いろいろなものを手放さなければならない。
    どっちを取るかという問題ではなく、たとえば便利になるためには開発も必要だし、
    そのためにはある程度の自然破壊もやむを得ない。
    結局、どこで線を引くか、ということだと思う。

    ブータンは、存在そのものが、
    物質社会、競争社会を突っ走る世界へのアンチテーゼだといえるだろう。
    何十年か前、北海道の寒村に行ったことがある。そこは貧しくて、
    まだ郵便局のATMもなかった。けれども土地の人との自然な触れ合いがあった。
    自然も豊かで、時間もゆっくり流れていた。
    だが今はどうだろう。「昔は良かった」と言うつもりはないが、
    「立ち止まって考えてみること」をこの本は教えてくれる。

    ブータンに行こうと思う人は、ぜひ目を通しておいてほしい。
    カラー写真などないが旅情をそそられる本である。


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