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| 気の弱い誘拐犯がやくざを振り回す 評価: |
| 誘拐を実行した秀吉が大した知恵も計画もないにも関わらず、でんすけの父親であるやくざたちを振り回している様子がとてもおもしろかった。やくざたちは常識的な対策をとるのだが、何も考えていない秀吉にはそれが通用せず、何度も裏目にでる様子がおかしかった。また、誘拐されたと気付かずにのんきにはしゃいでいるでんすけも可愛らしかった。ただ、奥さんが塾講師になりますまして秀吉に電話するシーンについては、単なる塾講師が子供の携帯に電話するわけがなかったので、さすがに秀吉に警戒してほしいと思った。秀吉が覚悟を決めて自ら場所を教えるならまだしも、ちょっと現実的でない発見のされ方だと思った。 |
| ずっと読んでいたい 評価: |
| 借金まみれで金もなくなり、人生にくたびれた前科者の伊達秀吉は自殺をしようといろいろと試みる。
ちょっと刃物を持つが、血がちょっと出ただけで怖気づいてしまった。 今度は、車でガス自殺をしようとガムテープを買って車まで戻ると、後部座席でちゃっかり眠りこけているおチビさんがいた。 その時、伊達は閃いた、こいつを誘拐しよう、と。 ごぼうの様な足、トウガラシの様なちん○、などなど、とっても表現が上手く、本から男の子が飛び出てくるようでした。 久しぶりに楽しい本に出会えました! |
| ギャグ誘拐 評価: |
| 物語は長編ながら、割合一気に読み上げられます。
何故なら、内容と展開の両方がギャグっぽくて、かつ、軽妙だからです。 誘拐自体のちぐはぐさには、笑ってしまいました。 しかし、子供の境遇と教育には、考えさせられるものがあります。 後半は、段々と話が複雑になってきて、奇妙な構図が浮かび上がってきます。 収集がつかなくなってくる感すらありますが、終盤には、物語は、きっちりと収束します。 物語自体に、漫画的なノリを感じました。 暴力団親分などの、設定そのものが、娯楽フィクション的です。 しかし、その「娯楽フィクション性」こそが、真髄だとも、感じます。 いかにも、著者らしいです。 大部分は笑い、時に、しんみりとします。 |
| 面白い 評価: |
| 一気読みでした。
荻原さんはこういったユーモア溢れる小説の方が いいなぁ〜と思うのは自分だけでしょうか? 借金を抱える伊達秀吉は勤め先の親方を殴って金と車を奪い逃走。 奪った金はすぐに底を尽き、 帰るに帰れない伊達は死のうと思いたつが・・・ いつの間にか車に乗り込んでいた家出少年を 誘拐し、身代金を奪おうと画策するが・・・ 誘拐した少年はとんでもない家の子どもだった!! なんというか 一応犯罪小説なので緊迫感が大切だとは思うんだけど、 なんだか、伊達や誘拐された少年伝助がほんわかしていて 妙な切迫感や緊迫感があまり感じられない。 もちろん伝助の家のものに見つかって、襲われそうになったり 香港系マフィアに襲われたり 緊迫するシーンはあるんだけれど なぜか、最後にはにんまりしてしまうオチがあって なかなか本から手を放せませんでした。 成長した伝助が この伊達との3日間をどう思いながら 過ごして行くのか、 そちらの方にも興味があります。 後日譚なんかでないかな〜?? |
| 笑って、泣いて、胸キュンストーリー 評価: |
| いいですね。
荻原ワールドどっぷり漬かってます、最近。やめられない、止まらない、カッパえびせんのような方ですねえ。 本作品も、伝助(名前がまた笑える!)と伊達秀吉(ふざけた名前だ!)との友情にうるっときちゃいます。 ダメダメ人間の秀吉が伝助との出会いで少しづつ再生していく物語。 いいですよ!超オススメかも。 それにしても、ブックオフとかいくと、”荻原浩”のコーナーがなく、”お”のところにその他のような扱いをされているのが、どうも納得いかないのだ! |
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