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| 全般的に物足りない 評価: |
| 垣根氏の作品の中では、凡庸な内容になるのかなあ、と思います。
特に主人公のリキ・ガルシアがなあ…。すべてにおいて抜け目がなく、客観的にすべてを 見ることができる、と言う触れ込みの割には、元刑事の女性をノーチェックで娘の家庭 教師にしたり、部下に派手な車(ランエボ)で会合に来る事を許したり、エンディングも そういう意味では、あり得ないだろ…と言う設定。 主人公は全てが厭になり、倦み始めていたのだ…と言いたいのは分かるんですが、う〜ん、 どうかな。南米物としても「ワイルド・ソウル」に比べると物足りない。 もう一つ、リキと妙子の関係については、もう少しページ数を割いても良かったのかなあ、 と思いますが、これはまあ好き好きかな。 垣根氏の本を読んだことが無い方が最初に手を出すのは別の本にした方が良いと思います。 |
| 俺は★五つだ! 評価: |
| 小説として非常に面白い。エンディングはまぁしょうがないでしょう。マフィアの話ですから。そんなことよりもリキの生き方に、心を揺さぶられました。 |
| キャラを活かしきれないストーリー 評価: |
| 主人公はコロンビア・マフィアのボスであるリキ・小林・ガルシア(日系2世)。話の流れは大きく2つあり、1つはリキがマフィアのボスになるまでを描いた「過去」、もう1つはリキが日本にやってきてからの「現在」。この2つが交差しながら、物語は進んでいく。比重としては、過去の方が大きい。
コロンビアは国としては貧しくないのだが、貧富の差が激しい。そして世界的なコカインの産出国である。その為、マフィアの社会的影響力が非常に強い。この本を読むと、そういった事情がよくわかる。作者は現地取材を行った経験があり、(その成果なのか)描写は生々しく迫力がある。 しかしそういった過去=コロンビアに比べて、現代=日本の話はいささかパンチ力が弱い。妙子や武田はそれなりに魅力的ではあるが、コロンビア人キャラほどの深みがない。また話のクライマックスとなるイベントはさほど盛り上がりもせず、あっけなく話が終わってしまう。せっかくの人物描写へのこだわりが生かされていない。素材はいいのにもったいないことだ。 |
| 垣根節、不発か 評価: |
| 垣根涼介はこんなものじゃないって読者は知っている。だから、読後感はすっきりしない。
コロンビア事情分析などはいい。一種のルポルタージュ風でもある。だから、あえて、日本を舞台にする必要もなかったのではと、思ってしまうのだが。 次回作に期待します。 |
| もうちょっと 評価: |
| 何人かの方のレビューを拝見しましたが
全く同じ感想です。 期待しているものが似ているのでしょうか? ワイルドソウルが最高傑作だと思いますが、 あのヒリヒリとした感じが無く、少し物足りない思いをしました。 ラストについてももう少し何となく落とし方があったような気がします。 あまり詳しく難癖をつけるとストーリーが分ってしまうので・・ ただ孤児の登場のさせ方など、作者らしい印象を受けました。 車の選び方ももう少し凝って欲しかったな。 今回の主人車?ランエボじゃなー もう少し捻りが欲しかったです。 |
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