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サンプルがタダでもらえる! |
| 続きです、 評価: |
| 「君たちに明日はない」の第2弾リストラを請け負う会社の村上真介が仕事で知り合う相手とのテンポの良いビジネス小説です。リストラという非常に重たい話題を扱いながらもエンターテイメント性が高い、それでいてエンターテイメントだけではない人物観察もあってなかなか面白かったです。もちろん今回も一筋縄ではいかない仕事に、相手に首切りを勧める嫌な仕事です。
それでも村上の葛藤はあるものの、それを隠す明るさに、彼女で年上の陽子の物の考え方に共感持てました。ドライでなければならない場面と、能天気になってリフレッシュできて楽しめる時間の必要性が。オンとオフの切り替えの重要性は私も仕事をしていてつくづく感じます。 今回は中でもタイトルになっている「借金取りの王子」の話しが1番面白く、短編小説としても良かったといえる完成度だと思います。村上と陽子のような関係に近い王子と店長の関係、その後の2人の関係も含めてなかなか面白かったです。ほろっとさせる話しで、臭くないです。また、「辞めても死ぬわけじゃない」というのがまた良い言葉で、それを乗り越えてしがない男がかっこよく見える話しも個人的には大好きです。退職金がもらえるのってとても羨ましい制度です、自営業ではありえませんしね。 果たしてこのシリーズはこれで終わりなのでしょうか?私としてはもう少し続くのではないか?と思うのですが。村上の社長である高橋の切れ者加減とこれからが気になるところです。 前作「君たちに明日はない」が面白かった方にオススメ致します。 |
| 満足です☆ 評価: |
| 注文してすぐ手元に届いて驚きました。
新品同様でとてもきれいな状態でした。 ずっと読みたいと思ってたので大満足です! 安く手に入ってしかも新品同様でとっても得した気分です。 ありがとうございました!! |
| 社会人でこの本を読んで泣けないやつはいない 評価: |
| 前作「君たちに明日はない」も面白かったですが、続編である本書は最高に面白く、そして
泣けます。他の方も指摘している通り、前作は主人公である真介と陽子の関係が主軸である のに対して、今回はリストラされる人達がメインです。 同じことばかり書くのもどうかと思うのですが、やはり「借金取りの王子」はかなりお勧め です。個人的な話になりますけど、この池口店長、もろに自分の好きなタイプの女性だった ので、尚更感情移入してしまいました。 唯一難点を挙げるとすれば、これは完全に「君たちに明日はない」の続編と言う位置づけ なので、真介と陽子の関係は自明のものとして描かれているため、この本だけ読んだ方には 分かりづらい点があること。続編だから仕方ない、と言われればそれまでですが、続編とは どこにも書いていないわけで、偶然この本を手にした人は戸惑うのではないでしょうか? それにしても垣根涼介氏の芸域の広さにはびっくりです。 |
| 前作よりもひとまわり深みと重みを増した人間ドラマの数々 評価: |
| 本書は、山本周五郎賞を受賞した『君たちに明日はない』の続編にあたる、リストラ請負人・村上真介のエピソード短編集である。’06年5月号から’07年1月号にかけて「小説新潮」に掲載された5編からなっている。
前作は、真介の仕事と、8才年上の恋人陽子との恋愛が主体の痛快エンターテインメントだったが、本書の各作品では最後の「人にやさしく」を除いては、ふたりは脇役にまわり、真介が面接するリストラ対象者達が主役になっている。なぜ会社から自主退職勧告の面接を受けるに至ったか、それぞれの入社以来の仕事の来歴や個人的な心情を描くことに筆がさかれているのだ。 私の心に特に響いたのは、File2の「女難の相」とFile3の表題作「借金取りの王子」だった。両編共に被面接者の過去の生き様とこれからの人生の生き方、周りの人々との関係など、個人的な人間模様が良く描かれており、前作を上回る人間ドラマが展開されているように思った。ただのエンターテインメントを超えて、ひとまわり重く深みを増した感じだ。 それと、本書では、「老舗百貨店」、「生命保険会社」「消費者金融」「温泉旅館」が相手企業になるのだが、前作同様、垣根涼介による業界リサーチもきちんとされており、充分に取材したことがうかがえて、物語が恐ろしいほど現実味を帯びている。 ともあれ、現在は、派遣切りや内定取り消し、賃金カット、希望退職者募集の拡大など、本書が初出で書かれた時期よりも不況は深刻だ。明日はわが身だ。のんびりとはしていられない。しかし、そんな時代でも、世の中とうまく渡りをつけて自分らしく、人間らしく生きるとはどういうことなのか。ふとそんなことを思いながら本書を読了した。 |
| 実在モデルがいるらしい 評価: |
| 前作「君たちに明日はない」をイマイチと評したが、こちらは意外や意外! 主人公が、ちゃんと前作より何年か経って、リストラ請負人として成熟したゆえの対話力が、きちんと描かれていて、非常に説得力があった。 皆さん書かれてますが、私にも言わせて欲しい。 表題作「借金取りの王子」は、女の私も感動した! もうずっと前だが、筆者が「王様のブランチ」に出た時、この王子には、実在モデルがいると語っていた。 それをきっかけに、まずは「君たちに明日はない」から読んだのだが、私としては今ひとつ…。 で、忘れた頃にこれを読んだのだ。 いや〜、読んで良かった! 余談ですが、消費者金融の内部の話…、めっちゃリアルやわ。 きちんと取材してますなぁ。 |
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