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| 宮部作品の白眉 評価: |
| 宮部作品の中の白眉。最高傑作に挙げる人も多いでしょう。
あたかも行きずりで一夜を共にしたかのように1組の若い男女が見知らぬ部屋で目覚めたが、いずれも全く記憶喪失に陥っているという途方もない謎で、いきなり読者は圧倒されます。やがて、一見無関係な女子高校生の失踪事件と交錯すると、にわかに謎解きが加速されますが… 大仕掛けな構想の中で、現代社会の闇も見せ、期待を裏切らないどんでん返しも用意してくれています。650ページを超す長編ですが、忙しい人でも1週間あれば読んでしまえるでしょう。 読み終わってから、もう一度、プロローグと本編最初の数ページを読み返してみてください。 |
| 真行寺さんにぬくもりを感じた 評価: |
| 真行寺さんとみさお、それと記憶を失った若い2人の男女の物語が同時平行的に進んでいき、最後のクライマックスでその2つがぶつかり合う、息もつかせぬ展開、作者の超絶技巧が冴え渡る。本が分厚いのと不可思議なプロローグから敬遠してしまっては惜しい名作、とても素晴らしいと思うと同時に最近作者が時代物に移ってしまった事を残念に思う。もう一度ミステリー者か蒲生邸事件のような小説を書かれます事をファンとして切に希望します。 |
| ツイストに次ぐツイスト!!は見ごたえあり 評価: |
| 地道な捜査方式。主人公たちが持っている手掛かりから、方々へ足を運んでまた新たな手掛かりを発見する。それをくりかえし、犯人へいきつく。
ものすごく簡略化するとこんな話。 少し地味なのもあって、中盤は多少中だるみしてしまいますが、ラストの展開は非常におもしろいです。この展開のためだけに読んでも、爽快な読了感にうち震えることになるでしょう。 レベル7の意味の意外性のなさ、みさおの存在意義のわかりにくさ、中だるみの点で☆一つ減点。 |
| 期待感だけ 評価: |
| レベル7の意味、みさおのストーリーは必要なのか。
確かに期待を煽る点では十分役割を果たしたと言えるが。 本編(あえてこう呼ばせてもらう)だけの展開の方が、 恐らく作者がやりたかったであろうラストのからくりが テンポ良く読めたのではないかと思う。 あと登場する子供が妙に利発的。 こんなとこプッシュしなくていいのに結構出てくる。 |
| 説明オチ 評価: |
| 導入から中盤までのストーリー展開は素晴らしく見事に
引きつけられ、一気に読んでしまいました。 しかしラストは結局、異常に長い黒幕の告白と もう一人の重要人物の長い告白ですべてが説明されるというミステリーに ありがちな「説明オチ」です。 シャーロック・ホームズのように自らの推理を自慢げに語るのが ひとつのパーソナリティーになっているような人物なら理解できるのですが、 普通の悪人や登場人物が相手に対して長々と説明するのは、不自然だと思います。 そういうミステリー多いですけどね。 |
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