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| もうこれは哲学書。 評価: |
| この漫画を書いている井上雄彦という人は、手塚治虫や藤子不二雄なんかと並んで、漫画っていう世界にとどまらず、広く、文化として人々に影響を与え、歴史に名を残す人物になると思っています。
もう、これは哲学書です。 表現の方法は漫画だけど、内容は哲学。 彼が伝えたいことは、吉川英二の原作「宮本武蔵」ってもんを借りた「哲学」なんじゃないかって思う。 学生の頃、哲学書ってもんをいくつか読みました。 が、まあ、これが、まっっっっっったく意味わからん。 まず、使っている単語の意味がわからん。 それを理解しようとするだけで苦痛。 そして断念。 まあ、ああいう本は、和訳した人がわざわざ難解にしたからわかりづらいだけで、ドイツ語やフランス語なんかの原文で読むと非常にわかりやすかったりするらしいですが。 哲学や宗教が難解でどうすんだ、って思う。 それって人間が生きて行く上で、とても重要なもの。 全然必要ない人もいるでしょうが、必要な人はたくさんいる。 必要な人はたくさんいるのに、どこにあるんだかわからないし、あったとしても、説明書が難しすぎて、使えない。 そんな感じ。 もっとわかりやすくて使いやすいものを、コンビニに置いとけよ。 って思う。 で。 コンビニに置いてあるとてもわかりやすい哲学書が、この「バガボンド」だと思う。 もちろん読んだからって、何もかもを知り得て、人生に納得できるわけではない。 当たり前ですが。 でも、素晴らしいきっかけになる。 新たな視点。 新たなテーマ。 新たな考え方。 新たな自分。 それを与えてくれる素晴らしい哲学書。 だと思います。 |
| 虎と虎ともう一人の虎 評価: |
| 剣を遊びとして生きている一刀斎と武蔵が18巻の関ヶ原以来の邂逅 虎が虎として生きていれば必然な邂逅 そして一刀斎が“やろうや"と武蔵を遊びへ誘う場面は圧巻 さぁ武蔵は何点と褒められるのだろう? そして一刀斎の腕を隻腕と見させる必要にさせた虎とは誰だろう? そんな次巻が気になる今作です ムフフフ |
| 人生においての道のり 評価: |
| 一本の道を行くのは美しい。しかしそうはいかぬもの。
本編に出てくる言葉ですが、僕としてはしっくりくる言葉でした。 自分も又八のように失敗をしてばかりの人生を歩むのではないかと、 正直不安の気持ちがありましたが、このセリフが出た瞬間、 ふっと肩の力が抜けていくような感じがしました。 人は失敗をして成長するもの。 恐れなくてもそれはみんな同じ。 そういうことを自分に言い聞かせるうちに、僕も自信がついた気がします。 人と人は繋がっている。そんな実感がしました。 僕も又八のような強くあろうとする人になるようがんばりたいです。 |
| 又八 評価: |
| 結局 この人の存在って物語全体の流れの中でどういう意味があったんでしょう? 又八単体の人生としてみると それなりに感動もあったしおさまりもついた感じですが、正直どうでもいい 散々又八の運命がどうのこうのとアオリを利かせたわりには、バガボンドのこれまでを振り返ったときに、武蔵にも小次郎にもなんの影響も与えないまま、ただ右往左往しながらその周りをウロチョロしただけの存在に成り果ててしまった状態。 一般人代表として武蔵たち才人との対比としての存在 それはその通りなんでしょうが、しかしそれならそれで、もっときちんと対比させてほしかった。中途半端に関わらせて、さも武蔵たちにとってのちのち又八なりに重要な存在になるのかなぁと思わせるような描写をしていただけに、非常に残念でした どんな漫画でも、思わせぶりな伏線張って結局投げっぱなし、というのが1番がっかりします ありきたりでも、又八が実は小次郎だった、という展開の方が、武蔵V.S.小次郎のクライマックスも盛り上がったのではないかなあと素人考えですが、思いました そうでないなら、はっきり言って又八が小次郎を名乗ったときの意味ありげな大ゴマは要りませんでしたよ レビューでこれだけ満足している方が多くて、びっくりです なんにしても、武蔵がこれからどうなるのかは楽しみです |
| 良極 評価: |
| すべては ひとつであるから (我が剣は 天地とひとつ) |
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