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| 唯川ファンは読んで損なし 評価: |
| 母と娘がぶつかって心が入れ替わるというよくある設定で、今までの唯川作品にはなかった非現実な話なので、ついに唯川恵もこんなSFチックなものを書くようになったのか・・・とかつての唯川ファンの人は思うかと思います。
が、どうせ最後は元に戻るんでしょう〜とありきたりのラストを思い浮かべて読むといい感じに裏切られます。 ラストの感想は人それぞれでしょうが、せつなさと心地よさの残る終わり方だったと思います。 ただ今の女子高生(娘)がこのような考え方をするのかな?と感情しにくい部分はありました。 |
| マンガのノベル化 評価: |
| タイトルにつられて手にとってしまった。直木賞作家でもあるということで。ああ、そういう意味ですか。こういう題材はノベルよりもマンガのほうが適していて、内容が伝わりやすいと思う。著者の構想が何であったのか不可解です。 |
| 難しい試み 評価: |
| 幼いころ、離れ離れになった母子がある事故がもとで体が入れ替わる。そして知る、互いの立場の長所、短所。やがて二人はそれぞれの運命を受け入れ、憎しみあっていた二人の関係も改善される、といった内容。
小説を読んでいると、作家が「熱」を持って書いているなと思えるときがある。その勢いについつい読み手も乗せられて、引っ張られていく。 唯川氏はその「熱」を比較的早い段階で感じることのできる作家だった。 しかしながら、本書は「熱」が感じられなかった。設定があまりに突飛過ぎて、作者自身がそのストーリーの組み立てのみに心を悩ませ、肝心の心の奥底を描ききることには失敗している。女性の心を表現するのが卓越している作家だけに、残念でならない。次回作に期待しよう。 |
| 怖ろしい反恋愛小説 評価: |
| 私はこの作品をよんで,二人の主人公のどちらにも感情移入が出来ずに苦しんだ.考えてみれば当り前で,この二人のどちらにも identity がない.そして identity のない存在に人は感情も愛情も持てないのだ.作者は恋愛小説の名手ときくが,一番手前の所でそこへの道を閉ざす誤算を冒したのだろう.それに,最後で一つの心を所在不明(恐らく二重人格者一名と,残骸一名が出来たか)にすると言う怖ろしい状況を作った.これで気持ちよくさよならしろ,とは言う方が無理だと思うのだが.失敗作. |
| 女性はみんなたくましい・・・ 評価: |
| 東野圭吾の「秘密」といい、女性はたくましいとつくづく思う1冊。反発しあう母と子。しかも離婚で別れ別れ。それを理解しあうことができるのかというけっこう重いテーマでもあったのに、「なーんだ恋さえあればあっという間に共感しちゃうの?この〜」と思ってしまって星3つ。そして、いくつになっても女性は変わらないんだな〜って、日々鏡を見つつため息をつく私はちょっと嬉しくなったりして。
でも、誰か・・・男と女の心と体が入れ替わるっていうテーマで、しかもコメディじゃない設定で書いてくれませんか〜。 |
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