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| ジュニア新書だけど、大人も読める(むべき)一冊だと思います。 評価: |
| キング牧師はいうまでもなく有名な人物ですが、その人の
生涯と活躍と考えとを非常にわかりやすく教えてくれる本です。 これはジュニア新書に入っていますから中高生向けに書かれたものでしょうが、 しかし大人にとっても大変に感銘深く、決してレベルを下げた物語には していません。むしろ、大多数の日本人には知らない記述をたくさん 含んだ本だと思います。 キング牧師が活躍をしたのは、活躍したくてしたのではなく、活躍を せざるを得ない人種差別の実態があったからであり、いま2006年に 本書を通読すると、これが果たして50年もたたない頃の実際の出来事 なのだろうかと暗然とするものがあります。 わが国においては、音楽やスポーツなどの文化におけるアメリカの黒人たちの 活躍を当たり前のことのように受け止めていますが、それらのことも キング牧師らの活動がなければ違っていたんだろうかと思います。 また、おとなしい日本社会の中で、ありふれた生涯を送っているわたしに とっては、健全な怒りを覚えることもまた大切なことだと思い出させてくれました。 その意味では、このジュニア新書は、大人が読むとジュニアになれるという 効能もあるのかもしれません。 |
| 伝え続けなければいけないこと 評価: |
| この本は、キング牧師を語る単なる偉人伝として書いているのではなく、キング牧師の人間的な弱さ、過ちにも触れ、それを含みながらもキング牧師の人間像、及び当時のアメリカ社会から現代社会、更には私たちが生きて行く課題を非常に論理的に緻密に書き上げた作品である。更にここには、いつまでも伝え続けなければいけないことが書かれ、少年少女はもとより、どの世代の人にとっても読み応えのある内容であると思う。私はこの本を読んで、自分の人生に足りない物はなにか?自分は、何ができるのか?何をすべきなのか?と考えさせられてしまった。 |
| 絶対に忘れてはならないこと 評価: |
| アメリカにおける人種差別が、たった50年前の出来事であると思うべきか、それとももう50年も昔の出来事だったと思うべきか、人それぞれだろう。しかしその差はとてつもなく大きい。アメリカ人の中には(特に在米日本人の中には)人種差別など過去のことで、その改善は日々進んでいるとおっしゃる方々もいる。しかし制度上、外見上は改善されたように見えても、人々の心の中に潜む人種差別の底なしの暗さはなくなっていないように思えてならない。現代アメリカ社会における貧富の差の拡大化、人種間の対立の構図の広がりを見るとキング牧師の行ったこと、その精神をもう一度省みる必要があるのではないか?小中高生向きに書かれたものとはいえ、成人が読んでも牧師の業績は感動をよぶ。また師の業績をわかりやすい文章で紹介した共同作者の一人である辻内鏡人氏が非業の死を遂げられたのは残念でならない。 |
| おすすめっ。 評価: |
| キング牧師…「名前くらいなら聞いた事あるかな…」と、いう人でもすごくわかり易いし、面白いと思う。実際私もキング牧師が実際どんな事をしてきたのか全然知りませんでした(有名なスピーチ位しか…)。けれどこれを読んで、彼の偉大さを知り、人々の思いを知り、そしていかに現実が厳しいものかを改めて知りました。世の中を知らなくてもなんとなく生きていける今の日本に暮らす私たちですが、こういう事実を是非みんな知って、何も出来なくても、せめて何か感じる事から始められれば良いなと思いました。特に、私と同じような若者世代の人には是非読んでほしいっ!久々に熱い感じになれました。 |
| 今の時代こそ 評価: |
| 私自身が尊敬する、キング牧師のことを、中学生の息子にも 知って欲しくて、夏休みの感想文のために、購入したのですが 息子が読む前に私が読んでしまいました。 私が生まれた頃、ほんの40年前まで、あの自由の国アメリカの実像が こんなことになっていたとは・・そう改めて、思いました。 果たして、今は、どうなんだろう。今だからこそ、あらためて、 私には夢がある の意味を問いただす時なのではないだろうか。 |
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